話をする側と話を聞く側は相対するものです。話し手は自分が話をしたいことを話す場合が多いのですが、それにより、自分のストレスなどを発散するといった傾向にあります。これは、意識的なものではなく、無意識になものですので、改善するには努力が必要です。しかし、聞き手はというと既にお話しましたように話し手の話に共感及び理解しなければなりません。
「そうだよね」「わかるよ」と共感、理解するのでしたよね。では、具体的にどのように聞き手になっていくかというと、返事に親近感を持たせるということです。語尾を柔らかくすることによって親近感を持たせることが可能です。「よ」や「ね」を使うと柔らかくなります。あわせて、既にお話しているようなジェスチャーを交えながら、話の間で相づちをうつということです。
「わかるよ」「そうだよね」の後に相づちをうつと良いでしょう。さらに、話し手の目を見ることによって、より親近感を得ることができ、話し手の不安を取り除くことができます。相手の目を見るときは、じっと見るのではなく、ある程度一定感覚の間が必要です。その間隔はあなたが疲れない程度が丁度話し手を目を見られて、圧迫感や嫌悪感を感じさせないものとなります。